四谷三丁目の歯医者 ASAHIデンタル・オフィスPRIMEC

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月~金 10:00~13:00 / 14:00~18:00
休診:土曜・日曜・祝日
Prevention

予防歯科・メンテナンス・ホワイトニング

生涯を通じて
歯を守るために
To protect teeth

当院の「予防歯科」

当院の「予防歯科」

虫歯や歯周病を予防するために最も大切なことは、お口の中を清潔に保つことです。食事をした後はきちんと歯を磨き、虫歯や歯周病の原因となる歯垢が溜まらないようにしましょう。また、定期的に歯科医院で歯の検診や歯のクリーニングなどの予防処置を受けると、よりお口を清潔に保つことができて予防効果がアップします。
ASAHIデンタル・オフィスの予防歯科では、定期検診のほか、歯のクリーニングやスケーリング、ホワイトニング、PMTC、フッ素塗布など、患者さんのお口の状態に合わせてさまざまなケアをご提供します。

対症療法だけでは歯の健康は守れません

対症療法だけでは歯の健康は守れません

たとえば虫歯治療では、虫歯に侵蝕された部分を削ったり神経を抜いたりして症状の進行を抑えます。しかし、このような対症療法だけでは病気は再発しやすく、治療を繰り返すたびに歯の寿命は縮んでしまいます。
生涯を通じて歯を守るためには、虫歯や歯周病にかかってしまう原因を明らかにし、それを取り除くことが重要です。当院では対症療法だけでなく、病気の原因を取り除いたうえで適切な予防処置を行ない、再発を防ぎます。また、治療後は定期検診を実施し、病気の早期発見に努めています。

痛みが出る前に診察を

「痛くない」から「虫歯がない」わけではありません

「痛くない」から「虫歯がない」わけではありません

予防が大事とはいえ、歯の痛みなどの症状がなければ「歯科医院に足が向かない」という方もいらっしゃることでしょう。しかし、痛くなければ虫歯がないというわけではないので注意が必要です。虫歯は初期段階では痛みはありません。また、一度治療した歯の詰め物や被せ物の下で虫歯が再発する場合もあります。とくに神経を取り除いた歯は再発しても痛みが出にくく、気づかないうちに重症化してしまう場合も多いのです。
このような「隠れ虫歯」も早期発見するため、当院では定期検診にて徹底的に検査を行ないます。きちんと歯磨きをしていても、痛みがなくても虫歯にかかっていることはあります。大切な歯を守るために、ぜひ定期検診にお越しください。

虫歯の危険度を数値で知る「カリエステスト」

虫歯の危険度を数値で知る「カリエステスト」

当院ではご希望の患者さんに「カリエステスト」を実施しています。カリエステストは、虫歯の危険度を調べる検査です。患者さんの唾液を検査し、虫歯に対する抵抗力や、虫歯の原因菌であるミュータンス菌・ラクトバチルス菌の数を調べて数値をグラフで表します。虫歯の危険度を患者さんに一目でご理解いただけるうえに、その数値をもとに適切な予防プランのご提案ができます。

虫歯ができる原因

虫歯ができる原因

虫歯の原因の一つは、お口の中に存在するミュータンス菌やラクトバチルス菌などの細菌で、この細菌の数が多いほど虫歯にかかりやすくなります。また、生活習慣も虫歯の発生や進行に関連しています。
虫歯の原因菌は糖を分解して歯に密着し、歯垢を形成します。歯垢の中で虫歯の原因菌は酸を出して歯を溶かしていくため、お口の中が糖の多い状態であればあるほど虫歯の原因菌の活動は活発になります。虫歯を予防するためには「糖の摂取量が多い」「長時間歯を磨かない」という生活習慣を改め、フッ素塗布などで歯の再石灰化を促すことが必要です。

虫歯予防に効果的な「フッ素」

虫歯予防に効果的な「フッ素」

フッ素は、魚介類や海藻、緑茶などの飲食物に含まれている元素です。このフッ素を含むジェルを歯に塗布すると、歯の表面のエナメル質が強化されて虫歯菌が出す酸に溶けにくくなります。また、フッ素は歯の自己修復作用である「再石灰化」を促進する効果もあるため、虫歯菌の酸で溶け始めた初期虫歯の修復も期待できます。

メンテナンス(定期検診)の重要性 Maintenance

虫歯予防に効果的な「フッ素」
資料:公益社団法人日本歯科医師会
「歯科医療に関する生活者意識調査」(2022年10月20日)

メンテナンス(定期検診)を受けると、歯やお口の病気の早期発見が可能です。また、毎日のセルフケアにくわえて定期的に予防処置を受けることで、虫歯や歯周病にかかりにくいお口を維持でき、歯の寿命を延ばすことにつながります。年齢を重ねても食事や会話を楽しめるように、3ヵ月に一度を目安に定期検診を受けましょう。

自分の歯磨きに自信がある人も、
実は意外と磨けていない部分があります

日本人は「世界一歯を磨いている」といわれているのですが、実は先進国の中では虫歯の罹患数が多いことがわかっています。なぜかというと、日本人の多くが歯を適切に磨けておらず、自分のお口に合った予防処置を受けられていないからです。
「毎日きちんと歯を磨いている」という方でも、歯科医師から見ると「磨きの残しが多い」ということがよくあります。また、歯を磨いていても、お口の中の虫歯の原因菌の数が多いために虫歯にかかりやすいという場合も少なくありません。お口の状態によって歯の磨き方や必要な予防処置は異なります。歯磨きに自信がある方も、定期的に歯科医院でブラッシング指導とご自身に合った予防処置を受けることが大切です。

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歯科専門家からみた生活者の歯磨き

自分の普段の歯磨きは、どの程度できていると思うか(生活者調査)
20-60代、男女、n=1000
資料:オーラルケアに関する生活者調査(2022年6月3日)
歯科専門家からみた生活者の歯磨き
n=166(歯科医師n=131、歯科衛生士n=35)
資料:オーラルケアに関する生活者調査(2022年6月3日)

予防歯科 Preventive dentistry

メンテナンス(定期検診)

メンテナンス(定期検診)

定期検診では、虫歯の有無や歯肉の健康状態、歯の清掃状況などをチェックします。定期検診を受けるメリットは、虫歯や歯周病を早期発見して痛みや歯へのダメージを最小限に抑え、歯の寿命を延ばせる点です。当院では、「歯のホームドクター」として患者さんと一生のお付き合いができることを目指し、一人ひとりに適した予防処置とアドバイスをご提供します。どうぞお気軽に歯やお口のお悩みをご相談ください。

ブラッシング指導

ブラッシング指導

ブラッシング指導では、患者さんの歯を実際に磨きながら歯ブラシのあて方から動かし方まで細かくお伝えします。自己流のブラッシングでは、時間をかけて磨いていても磨き残しができてしまっている場合も多いです。「毎日きちんと歯を磨いているのに虫歯になってしまう」という方こそ、適切な歯磨きを身につける必要があります。なかなかうまく磨けないという方にもマスターできるまで丁寧に指導しますので、どうぞご安心ください。

クリーニング

クリーニング

クリーニングは、日々の歯磨きでは落とせない着色汚れや黄ばみを取り除く処置です。歯の着色汚れや黄ばみは、コーヒーやカレーなどに含まれる色素やタバコのヤニが歯の表面のタンパク質と結合してステインとなり、それが蓄積されて起こります。歯の色がくすんでいたり黄ばんでいたりすると不健康そうに見えてしまいますが、定期的にクリーニングでステインを取り除くことで歯本来の色とツヤを取り戻し、健康的な口元を保てます。

スケーリング

スケーリング

スケーリングは、専用器具を使って歯に付着した歯石を徹底的に取り除く処置です。歯石の表面はデコボコしているため、そこにさらに歯垢が溜まって細菌の温床となってしまいます。とくに歯根の表面に歯石が付着すると歯周病を引き起こしやすくなるため、しっかりと取り除くことが必要です。歯石は一度取り除いても再び付着してしまうので、3~6ヵ月に1度はスケーリングを受けると良いでしょう。

PMTC

PMTC

PMTCは、日々の歯磨きでは充分に磨けない部位を中心に、電動歯ブラシのような機器と専用の研磨剤を使用して歯垢だけでなく歯石やバイオフィルム、着色汚れを一掃する処置です。汚れを取り除いた後は、フッ素入りジェルを歯に塗ってケアするため、歯の表面が滑らかになり、お口の中にスッキリとした爽快感が広がります。虫歯や歯周病の予防に有効なので、虫歯になりやすい方や治療後のメンテナンスを受けている方におすすめです。

フッ素塗布

フッ素塗布

フッ素塗布は、虫歯予防に効果的なフッ素を含むジェルを歯の表面に塗布する処置です。「フッ素塗布は子どもが受ける処置」というイメージがあるかもしれませんが、当院ではあらゆる世代の方に対して定期検診とあわせてフッ素塗布を受けることをおすすめしています。お子さまの場合は乳歯から永久歯に生えかわる時期の虫歯予防、大人の場合は歯肉が下がって歯根が露出しているケースなどの虫歯予防に有効です。

3DS治療(除菌療法)

3DS治療(除菌療法)

3DS治療(除菌療法)とは、抗菌剤を使って歯や歯周病の原因菌を除菌する治療法です。お口の中を丁寧にクリーニングした後、抗菌剤を塗った専用のマウスピースを患者さんに装着していただくことで細菌の数を減らします。1度除菌を行なった後もご自宅で抗菌剤入りのマウスピースを毎日5分ほど装着していただくことで歯垢の定着を抑えます。とくに虫歯菌の多い方や歯周病の危険度が高い方に適した治療法です。

シーラント

シーラント

シーラントは、奥歯の咬合面にある溝に歯科用レジン(樹脂)を詰めて虫歯を予防する処置です。歯の溝に溜まった汚れは歯ブラシで取り除くのが難しく、毎日歯を磨いていても虫歯にかかってしまうことがあります。シーラントを行なうと汚れが溜まりにくくなるうえに歯ブラシで清掃しやすくなるため、虫歯予防に効果的です。ただし、外れてしまうことがあるので定期検診とあわせて年に2~3回はチェックするとよいでしょう。

キシリトール(XYLITOL)

キシリトール(XYLITOL)

キシリトールは、白樺などの樹木から取れる成分を原料とした甘味料です。キシリトールには虫歯の原因菌を減らし、虫歯の原因菌が出す酸を抑制する効果があります。キシリトールを含むガムの場合は、噛むことで唾液が多く分泌されるため、歯の再石灰化を促進する効果も期待できます。キシリトールを含む菓子を選ぶ際には、特定保健用食品の表示もしくはトゥースフレンドリー協会の「歯に信頼マーク」の有無を確認しましょう。

ホワイトニング Whitening

ホワイトニング

ホワイトニングは、加齢や遺伝、生活習慣などが原因で黄ばんでしまった歯を専用の薬剤を使って白くする処置です。当院では、患者さんのライフスタイルやスケジュールに合わせて選べるように「オフィスホワイトニング」「ホームホワイトニング」「デュアルホワイトニング」の3種類を提供しています。歯に負担がかかりやすいオフィスホワイトニングも、当院なら先端の機器を使用して負担の軽減が可能です。低刺激で効果的なホワイトニングを希望する方はぜひご相談ください。

ホワイトニングカウンセリング

ホワイトニングカウンセリング

当院では、ホワイトニングを提供する前にじっくりとカウンセリングを行ないます。カウンセリングでは、患者さんのお口の状態や希望する白さを確認し、目指せる白さや白くできない可能性のある歯、来院回数、薬の取り扱い方、料金などについて詳しくご説明します。とくに歯質や色には個人差があるため、歯科医師と話し合ってどのくらいの白さを目指せるかをきちんと確認し、納得したうえで処置を受けることが大切です。

オフィスホワイトニング

オフィスホワイトニング

オフィスホワイトニングは、歯科医師の監督のもと、漂白効果に優れた薬剤を歯に塗布することで一気に歯を白くするホワイトニング方法です。歯質などによって白くなる程度には個人差がありますが、多くの方が1回の通院で効果を実感することができます。ただし、後戻りしやすく、効果の持続時間がホームホワイトニングに比べると短い点がデメリットです。白さを維持するためには、3~6ヵ月に1度の頻度でタッチアップとよばれるメンテナンスを受けることをおすすめします。

オフィスホワイトニングの注意点

ホワイトニング 処置後48時間は再着色しやすい状態なので、コーヒーや赤ワイン、チョコレート、カレーなどの色の濃い飲食物は控えるようにしましょう。また、薬剤の濃度が高いため白さにムラがでる場合があります。ほとんどが数週から数ヵ月で色が落ち着いて目立たなくなりますが、それでも気になる場合にはセラミック治療が必要です。

ホームホワイトニング

ホームホワイトニング

ホームホワイトニングは、歯科医師の指示のもと、ご自宅で患者さんの手で薬剤をホワイトニング用のマウスピースに注入し、毎日歯に装着することで少しずつ歯を白くするホワイトニング方法です。1〜2週間ほどで効果が出はじめ、1〜2ヵ月ほどで希望の白さになります。手間がかかる点と効果が実感できるまで時間がかかる点はデメリットではありますが、自分のペースでホワイトニングができ、オフィスホワイトニングより効果が長持ちする点がメリットです。

ホームホワイトニングの注意点

マウスピースを装着時とホワイトニング後の30分は飲食と喫煙は禁止です。また、ホワイトニング後48時間は、色の濃い飲食物は控えましょう。また、マウスピースの装着時間は患者さんによって異なるので歯科医師の指示に従うことが大切です。なお、ホワイトニング中に歯がしみたりのどに痛みがでたりした場合は、すぐに使用を中止してください。

デュアルホワイトニング

デュアルホワイトニング

デュアルホワイトニングは、オフィスホワイトニングとホームホワイトニングを併用する効果的なホワイトニング方法です。定期的に歯科医院でオフィスホワイトニングを実施すると同時に、自宅でホームホワイトニングを継続することで即効性と持続性の両方を獲得できます。デュアルホワイトニングなら通院時にホームホワイトニングの経過観察や指導もできるので、より効率的に白くすることが可能です。輝く白さを目指す方や、結婚式や就職活動など大切なイベントを控えている方に適しています。

ホワイトニング照射器「ルマクールライト」

当院のオフィスホワイトニングでは、ホワイトニング照射器「ルマクールライト」を導入しています。ルマクールライトはLEDの光を用いているため熱の発生が少なく、 しみるなどの歯へのダメージを抑えられるのが特徴です。薬剤を塗布した歯にルマクールライトで光を照射すると、薬剤に含まれる過酸化水素がエナメル質に浸透して着色の原因となっている分子を分解し、内部から歯を白くします。また、一度に12本の歯に照射できるため、処置にかかる時間の短縮を図ることも可能です。

ホワイトニング照射器「ルマクールライト」

ホワイトニングの流れ

1お口の中の診査

ホワイトニングを行なう前に、お口の中がホワイトニングに適した状態かどうかを検査します。検査では、虫歯・歯周病・無カタラーゼ症・エナメル質形成不全・象牙質形成不全などの病気の有無や歯石の付着度合いを確認します。さらにお口の状態を詳しく知る必要がある場合は、患者さんの同意をいただいたうえで歯科検査やレントゲン撮影を実施します。この追加検査には初診料と諸費用が加算されるため、保険証を持参されると良いでしょう。なお、妊娠中はホワイトニングができないので事前にお知らせください。

2虫歯の治療

虫歯などの治療が必要な歯がある場合には、ホワイトニングの前に治療を優先します。治療が必要ない場合は、PMTCを行ないます。

3PMTC(プロフェッショナルティースクリーニング)

PMTCは、専用の器具と研磨剤を使って歯磨きでは除去できない着色汚れや歯垢、歯石を徹底的に取り除く処置です。PMTCを行なうことでホワイトニング効果をより高められます。

4ホワイトニング開始

「ホームホワイトニング」の場合

患者さんのお口にフィットするホワイトニング専用のマウスピースを作製します。マウスピースが完成したら薬剤の取り扱いやマウスピースの装着方法などを詳しくご説明します。

「オフィスホワイトニング」の場合

オフィスホワイトニングは当院で処置を行ないます。歯に薬剤を塗布してホワイトニング照射器で光をあてて歯を漂白します。

5経過観察

後日ご来院いただき、歯の状態を確認します。オフィスホワイトニングは必要な処置回数には個人差があり、1回の処置ですむ場合もあれば数回処置が必要な場合もあります。ホームホワイトニングは、毎日2時間ほど薬剤入りのマウスピースを装着することで1~2週間で歯が白くなってきます。追加薬剤の購入も可能ですので、お気軽にお問い合わせください。
※ホワイトニングでは被せ物や詰め物などの人工物を白くすることはできません。

○唾液検査にともなう一般的なリスク・副作用

・公的健康保険対象外の自費診療となり、保険診療よりも高額になります。
・検査前1時間以内の飲食・喫煙・歯磨き・運動、12時間以内のマウスウォッシュ・うがい薬の使用などは、結果に影響が出ますのでお控えいただく必要があります。
・抗生剤などお薬を服用している方は、事前にお知らせください。
・場合によっては、結果のご報告までお待たせすることがあります。

○フッ素塗布にともなう一般的なリスク・副作用

・保険診療となるのは、基本的には13歳未満で、虫歯予防の指導を継続的に受けているにもかかわらず虫歯の多い子どもに限られます。健康な歯に対する虫歯予防目的で行なう場合は自費診療(保険適用外)となります。詳細は歯科医師にご確認ください。
・補助的な予防ケアとなり、虫歯にならないわけではありません。あくまでもきちんと歯磨きをしていることが大切です。
・効果が永続的ではないので、年に数回フッ素を塗布してもらう必要があります。
・フッ素塗布を必要以上に繰り返したり、歯科医院でのフッ素塗布のほかにフッ素配合の歯磨き剤などを多用すると、フッ素の過剰摂取になる可能性があります

○クリーニング・PMTCにともなう一般的なリスク・副作用

・内容によっては保険適用となることもありますが、歯の病気の治療ではないため自費(保険適用外)となることもあり、その場合は保険診療よりも高額になります。詳細は歯科医師にご確認ください。
・歯科医院でのクリーニング・PMTCだけでは、虫歯・歯周病の予防はできません。日ごろから歯磨きなどのケアに努めることで、予防効果を上げられます。
・歯肉の腫れや歯肉炎のある方は、器具が当たることにより痛みや出血をともなうことがあります。
・歯と歯肉の境目への歯石の付着が多い方は、歯石除去後、歯肉から出血が見られることがあります。多くの場合、クリーニング後しばらくすると出血は治まり、1~2日で歯肉は治癒します。
・着色汚れや歯垢・歯石はクリーニング・PMTCで除去できますが、効果は永続的ではありません。いずれも再付着するものなので、定期的に受診して処置を受けることが大切です。

○スケーリング/ルートプレーニングにともなう一般的なリスク・副作用

・基本的には保険での診療となりますが、治療内容によっては自費(保険適用外)となることもあり、保険診療よりも高額になります。
・ルートプレーニングは、歯肉の中に器具を入れるため通常の歯石除去よりも痛みを感じることがあります。
・歯のすき間に付着していた歯石が除去されることで、歯のすき間が目立つことがあります。
・処置後、歯肉から出血することがありますが、時間の経過とともに治癒します。
・処置後1~2日、何もしなくても痛みが出ることがあります。また噛んだときや歯を磨くときも痛みが出ることがありますが、時間の経過とともに治癒します。
・処置後、しばらく知覚過敏の症状が出ることがありますが、時間の経過とともに治癒します。
・処置後、歯肉の退縮を引き起こすことがあります。

○3DSにともなう一般的なリスク・副作用

・自費(保険適用外)での診療となり、保険診療よりも高額になります。
・虫歯菌や歯周病菌を減らす効果はありますが、プラークコントロールや食生活の改善など、ほかの予防ケアも並行して行なわないと、効果が限定的になります。
・薬剤に対し、アレルギー症状が出ることがあります。

○シーラントにともなう一般的なリスク・副作用

・保険診療となるのは、基本的には6~12歳の子どもで、初期の虫歯があると診断された乳歯か、生えたての永久歯に限ります。13歳以上の子どもや、健康な歯に対する虫歯予防目的で行なう場合は自費診療(保険適用外)となります。詳細は歯科医師にご確認ください。
・補助的な予防ケアとなり、虫歯にならないわけではありません。あくまでもきちんと歯磨きをしていることが大切です。
・処置後少しずつはがれてくるので、効果は永続的ではありません。はがれてきたら、再度処置してもらう必要があります。
・シーラントの下で虫歯が進行していることがあり、虫歯の発見が遅れる可能性があるため、継続的な定期検診の受診が必要です。

○ホワイトニングにともなう一般的なリスク・副作用

・審美性を重視するため自費(保険適用外)での診療となり、保険診療よりも高額になります。
・ホワイトニングには、オフィスホワイトニングとホームホワイトニングがあります。
・色の白さの度合いには、個人差があります。
・ホワイトニング後、一定期間、色素の沈着が顕著になるとの報告がされています。
・ホワイトニング後、24時間は、着色物質(カレー・コーヒー・ワイン・タバコなど)の摂取を控えてください。ホームホワイトニング施術期間中も同様です。
・ホワイトニング処置中や処置後に、痛みや知覚過敏の症状が生じることがあります。
・ホワイトニングの薬剤に対してアレルギーのある方は、薬剤で口腔粘膜に異常が起こることがあります。その際は、すぐに使用を中止してください。
・ホームホワイトニングはご自分で行なうため、どのような仕上がりになるか予想がつきにくく、歯の白さの調整が難しくなります。
・ホームホワイトニングでの器具の使用方法や薬剤量などが正しく守れているかご自分での判断が難しい場合は、歯科医師または歯科衛生士に相談ください。
・詰め物や被せ物が多い方は、ご自分の歯との色の差が目立つようになることがあります。その部分の色をご自分の歯に近づけることは可能ですが、時間と費用が必要です。
・入れ歯や差し歯など、人工歯は白くできません。
・被せ物を装着している歯には適用できません。
・歯にひびが入っていると、薬剤の影響により歯髄にダメージを与えることがあります。
・抗生物質の影響により歯の変色が著しい方は、ホワイトニングの効果が出にくい場合があります。
・「無カタラーゼ症」の方は、薬剤に含まれる過酸化水素を分解する酵素がないため、ホワイトニングはできません。
・薬剤の影響があるため、妊娠中や授乳中の方は控えてください。

○ルマライトを用いた治療にともなう一般的なリスク・副作用

・審美性を重視するため自費(保険適用外)での診療となり、保険診療よりも高額になります。
・ホワイトニングに関するリスク・副作用については、上記「ホワイトニングにともなう一般的なリスク・副作用」をご確認ください。

○薬機法において承認されていない医療機器「ルマクールライト」について

当院でご提供しているホワイトニング照射器「ルマクールライト」、また使用する薬剤は、薬機法(医薬品医療機器等法)においてまだ承認されていない医薬品となりますが、当院ではその有効性を認め、導入しています。
○未承認医薬品に該当
薬機法上の承認を得ていません(独立行政法人 医薬品医療機器総合機構のウェブサイトにて2024年3月21日最終確認)。
○入手経路等
LumaLite社の製品です。個人輸入により入手しています。個人輸入については、厚生労働省ウェブサイトに掲載された「個人輸入において注意すべき医薬品等について」、「個人輸入やインターネット購入による健康被害」(※)をご覧ください。
※厚生労働省の委託を受け、指定薬物または偽造医薬品、またはその他不正な医薬品に関する情報収集やリスク情報の啓発活動を行なっている「一般社団法人 偽造医薬品等情報センター」が運営しているウェブサイトです。
○国内の承認医薬品等の有無
国内では、ルマクールライトと同様の性能を有した承認医薬品は存在しない可能性があります(独立行政法人 医薬品医療機器総合機構ウェブサイトにて2024年3月21日最終確認)。
○諸外国における安全性等にかかわる情報
アメリカではFDA(アメリカ食品医薬品局)において承認されている医薬品です。
情報が不足しているため、ここではルマクールライトの諸外国における安全性等にかかわる情報は明示できません。今後重大なリスク・副作用が報告される可能性があります。
○医薬品副作用被害救済制度・生物由来製品感染等被害救済制度の救済対象外
国内で承認を受けて製造販売されている医薬品・医療機器(生物由来等製品である場合に限る)・再生医療等製品による副作用やウイルス等による感染被害で、万が一健康被害があったとき、「医薬品副作用被害救済制度」「生物由来製品感染等被害救済制度」などの公的な救済制度が適用されますが、未承認医薬品・医療機器・再生医療等製品の使用は救済の対象にはなりません。また、承認を受けて製造販売されている医薬品・医療機器・再生医療等製品であっても、原則として決められた効能・効果、用法・用量および使用上の注意に従って使用されていない場合は、救済の対象にはなりません。
※当該未承認医薬品・医療機器を用いた治療の広告に対する注意事項の情報の正確性について、本ウェブサイトの関係者は一切責任を負いません。